ドメインとはインターネットにおける住所で、サイトを運営するにあたり必ず使うものです。ドメインは最安値で年間500円~で取得することも可能です。また実績のあるドメインは高値で取引されることもあります。

ドメインについて基礎知識を勉強している女性

ピュニコードと日本語ドメインのビジネスにおける効果

日本語ドメインには、ビジネス上いくつかのメリットがあります。名刺などに印刷すると、日本語なので読みやすく、覚えてもらいやすいという点が、まず挙げられます。印刷物を見ながら入力するときに、英数字のものよりも入力ミスが発生しにくいという面もあります。また、サーチエンジンでの検索結果でも、キーワードに一致した文言は強調表示されることから、日本語部分に対応するキーワードで検索が行われた場合には、ユーザーに対して検索結果のクリックを促しやすいというメリットもあります。
じつは、日本語ドメインというのは、そのまま日本語を使用しているわけではありません。インターネットの交換局的な役割を果たすDNSと呼ばれるサーバーには、ドメインとIPアドレスのペアが登録されています。ブラウザのURL欄にURLを入力して実行すると、まずはこのDNSに問い合わせが送信されます。DNSにおいては、例えば「日本語.jp」などの日本語の部分はピュニコードという形式の文字コードで表記されています。この文字コードは半角英数字で成り立っていますが、これはDNSが半角英数字しか扱えないからです。
ブラウザで日本語ドメインをURLに指定すると、ブラウザがその日本語をピュニコードに自動変換してインターネットに接続します。そうするとDNSにも理解可能なリクエストが送られることになるので、インターネット通信が成り立ちます。従ってこれらの日本語をブラウザがリンクとして扱う限りは問題がありません。具体的には、ホームページなどのリンクに日本語を用いたりするのはもちろん、メール本文に日本語を交えたURLを指定しても、クリックした時にブラウザが自動で変換作業を行うので問題は発生しません。
ですが、メールに関しては、メールアドレスの日本語をピュニコードに自動変換する機能が通常はメールソフトなどに存在しません。ブラウザに組み込まれているような自動変換の術がないのです。そのため、メールアドレスには日本語は使用できず、ピュニコードになってしまうのです。すると、自社の正式なメールアドレスが、意味の不明な英数文字列になってしまいます。
このように、メールアドレスの日本語部分がピュニコードになってしまうのはビジネスの都合上、利便の良いものとは言えません。ビジネス上の印象も良いとは言えないでしょう。従って日本語ドメインの導入には注意が必要と言えます。導入にはメリットとデメリットを慎重に天秤にかけて、ビジネスでの効果を評価するということになります。

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